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作家 松沢直樹のブログ
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[PR]10日間無利息
☆★ユアーズ☆★

9・11から1日がすぎた。
僕にとっては、とてもとても幸福な一日だったけど、
ネットで世界を見て回ると複雑な気分だ。

言うまでもなく9・11はNYのテロが発生した日である。
あれから相応の時間が過ぎたが、色々な意見があるようだ。

NYのテロによって倒壊した
WTC(世界貿易センタービル)の後を
グラウンド・ゼロと呼ぶのに不快感を示す人もいるらしい。

第二次世界大戦の原爆、
ベトナム戦争での化学兵器に等しい枯葉剤の散布、
湾岸戦争の精密誘導爆弾や劣化ウラン弾、
アフガニスタンでの武装テロリスト制圧

世界中のありとあらゆる場所で戦争を引き起こして、
60年の間に数百万人の民間人を犠牲者にしておきながら、
たかだかビル一つ壊されたくらいで、ガタガタ言うな

とある英文で書かれたブログに、
怒りに満ちた言葉が踊っていた。

「私たちはテロを許さない。自由のために断固戦う」
そう叫ぶ意見もあった。

その意見に反論するかのように、
アメリカ軍の攻撃によってできたビルの残骸に
「MADE IN USA」と書かれた垂れ幕を下げている写真を
掲載したブログもあった。

どの心情も理解できるが、不毛な論争だと思う。

あの事件の根源を探ることをしなければ
問題の解決は見つからないし、
新たな問題が膨らむだけだと思う。

なぜ、航空機の操縦ライセンスを取得できるほどの
知力のある人たちが、次々とハイジャックを行って、
自爆テロを行ったのか。

なぜ、アメリカと国際世論の協調を見せる国は、
テロの標的にされなかったのか?

それらのことが、鍵になるのではないか、と思う。

実際、アメリカをターゲットにしたテロは、
NYのテロだけに終わらなかった。

炭疽菌を使ったテロなど、執拗な攻撃が続いたことを
記憶している人も多いだろう。

アメリカ政府は、それらの攻撃に対して
事件の根源を探り、国際社会と粘り強く話し合う選択よりも、
戦争による鎮圧を選んだ。

結果、アメリカの市民や兵士の犠牲を増やすことになったことを、
アメリカ政府はどのように考えているのだろうか

残念ながら、アメリカ政府が取った「戦争」という政策は、
アメリカ国民をさらに危険にさらすことになった。
その脅威はさらに増している。

イスラム圏だけではなく、
南米にも同じ動きが出始めている。

アメリカと交易を盛んにして、外貨を獲得しようとする国を
他国が非難する意見が日に日に強くなっている。

ロシアから戦闘機を購入した国もデーターに上がってきているし、
アメリカ本土までの射程を持つ
ミサイルの配備を始めた国が出てきたこともわかっている。

この動きを、アメリカ政府はどのように考えているのだろうか。

僕は、とてもアメリカ国民の安全が守るための政策が
取られているとは思えない。

アメリカ全人口の1パーセント以下の富裕層の利潤を
守るためだけの政策のように思える。

残念ながら、そのことはアメリカの中でも
論じられる機会は薄いようだ。

何より残念なのは、あれだけの時間が経過した今、
NYのテロの際にハイジャックされた航空機が、
アメリカ空軍の戦闘機によって撃墜されたのではないかという
疑惑が、論じられなくなってしまったことだ。

真実は一体、どこにあるのだろう。

こういった事実も、大事な人を失った悲しみや
増幅する憎しみの前では
簡単に消されてしまうのだろうか。

憎しみは作られ
そして誰かにとってかけがえのない尊い命が消されてしまう。
そのことが残念でならない、と思う

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プロフィール
HN:
松沢直樹
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1968/03/03
職業:
著述業
趣味:
冬眠
自己紹介:
沈没寸前のコピーライター ライターです。ヤフーではなぜか「小説家」のカテゴリにHPが登録されてますが、ぢっと手を見る日々が続いております。
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