作家 松沢直樹のブログ
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 お世話になった教会でのご奉仕。 PR 広島の方にお聞きして知ったのだが、、 福岡・北九州の方は説明するまでもないだろうが、他の地域にお住まいの方のために少々説明を。 「ごぼう天うどん」とは、ささがきにしたごぼうをかき揚げにしたものを乗せたうどんのことです。(地域によって少々スタイルが異なるようですが) 博多といえば、ラーメンがすっかり全国区になった。 はっきりとは分からないが、少なくとも博多ラーメンが広く食べられるようになったのは戦後のことらしい。 (博多ラーメンの起源は、「福岡の南部の街・久留米起源説」「台湾から引き揚げてきた方が創作したレシピ」など諸説あるが、白濁したスープが特徴であることを見ると、戦前日本が植民地化していた台湾か、大陸料理がベースになっているのではないだろうか) それに対して、うどんは、それより以前から博多の人たちに、好まれていたようだ。 福岡出身の作家「夢野久作」が、1928年に発表した「斜坑」という作品に、「下の町の饂飩(うどん)屋に住み込んだ」という一節ががある。 (「斜坑」では、舞台になった町が明記されていない。だが、登場人物の会話などから、おそらく炭鉱が多かった福岡の筑豊地区あたりをモデルにしたのではないだろうか。) 福岡のうどんは、コシの強い四国の讃岐うどんや、秋田の稲庭うどんとは違って、やわらかく茹で上げた麺が好まれる傾向がある。 15年ほど前になるだろうか。 はなはだ失礼な話だが、「讃岐うどんブーム」なるものが起こるはるか前のことだし、当時は東京とはいえ、全国の名物を、ご当地以外で口にする機会が少なかった。 すっかり身体になじんだ食味を越える、新しい食感を理解できなかったのも仕方ないのかもしれない。 現在では、宅配便やネットが普及したおかげで、日本全国、はては世界中の食材や料理を楽しめるようになった。 「食」のグローバル化(?)が進むのは、時代の流れなのだろうが、反面、特定の地域にどっしりと腰をすえながら、なおかつ地域の人たちに愛され続ける料理もある。 冒頭でお話した「ごぼう天うどん」もそうだろう。 この「ごぼう天うどん」、不思議なことに、大分などの陸続きの地域には広がりを見せながら、わずか1キロメートルにも満たない関門海峡を越えて、山口県に入ると、どういうわけか、扱われる店が極端に減っている。 僕が調べた限りでは、山口県の岩国市より東では、ほとんど食べられていないようだ。(30年前は、海峡を越えてすぐの下関でも、ほとんど見かけることがなかったような覚えがある) これと同じような現象が、日本のあちこちでも見られるようだ。 たとえば、神奈川でよく食べられている「サンマー麺」というラーメンがある。炒めたもやしをあんかけにしたものだが、この料理も、ごぼう天うどんと同じく、多摩川を越えて東京都に入ると、扱われている店が極端に減ってしまう。 神奈川と東京は、一日の間に下手すると百万単位の人が行き交っていて、地域文化が空洞化していくように見えるが、このような食文化が根強く残っているのは興味深い。 太古の時代、神道から由来した産土神(うぶすなのかみ)と呼ばれる土地由来の神が信じられていた時代があったそうだ。 人々は、自分たちの暮らす土地から生まれた食物が、自分たちの体に入り、生命を養うことを、産土神と契りを結び、神の力を体に「乞う」神聖な行為と考えたらしい。 (日本語の恋という言葉は、相手の心を自分のものにするという意味から来ており、もともとは食事をしたり、祈りをささげることで、神の力を自分の肉体と精神に「乞う(自分のものにする)」という考えから来ているようだ) そんなことなど、もはや信じる人は誰もいない時代になった。 だが、「ごぼう天うどん」や「サンマー麺」のように、ある土地にしっかり根を下ろして、人々に愛され続ける料理には、何かがあるように思える。 ひょっとすると、形を変えた産土神が、料理の中に宿り続けて、その土地に住む人に力を与え続けているのかもしれない。 なんてこと書くと、すごくまともに見えるばってん、要はうまいもの食べたいだけやったりして……
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☆★ユアーズ☆★ 三島由紀夫の小説ではありません。 依頼されて、先日から準備を進めていた設宴が無事終了。 思いっきり「ジャポネスク」といった伝統的な日本食を出そうか、 禁じ手ともいえるような、食材を使って献立を組み立てたのが、 勝因は、やはり、先日から用意していた自作の調味料。 献立を考えている最中にたまたま見つけたのだけど、 正直言うと、私自身、あまり乳製品は好きではないのだけれど、 設宴に招くクライアントが、日本食に造詣が深いとはいえ、 結局、先付け(まあ、前菜みたいなものですね)に、使いました。 たまたま楽天で探してみたら、一店だけ煎り酒を販売してるお店がありました。 ↑携帯からアクセスしている人、フルブラウザ対応のやつじゃないと見れないと思うけど ところで、和食と乳製品というと、 欽明天皇の時代には、献上されたバターの風味を楽しむという おそらく渡来文化なのだろうけど、 その蘇を煮詰めたものを「酪」、さらにそれらを発酵させた食べ物を そういえば、蘇我氏とか、醍醐天皇なんて人物が 当時から、栄養価の高いものとして、 ちなみに、日本人が乳製品を食さなくなったのは、 日本の歴史も、謎の部分が多いのですね、うーむ
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プロフィール
HN:
松沢直樹
年齢:
56
HP:
性別:
男性
誕生日:
1968/03/03
職業:
著述業
趣味:
冬眠
自己紹介:
沈没寸前のコピーライター ライターです。ヤフーではなぜか「小説家」のカテゴリにHPが登録されてますが、ぢっと手を見る日々が続いております。
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