作家 松沢直樹のブログ
[1]
[2]
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
例のごとく、スタジオで撮影したあとの食材を使って料理。 カレー自体、実は明治時代から日本にありました。 旧日本帝国海軍が採用していた「海軍主計兵調理術教科書」という、軍艦に乗る海軍兵の航海に備えた料理教科書の中に、カレーの作り方が記されています。 とはいえ、長期航海に耐えなければならない海軍兵が家庭に帰還するのは、そうそうなかったでしょうから、日本中の一般家庭に普及するのは、やはり昭和に入ってからのようです。 僕の憶測なのですが、日本の家庭にカレーが普及したのは、おそらくこのスマトラ島のカレーの作り方なのではないでしょうか。 以下、作り方の例を 写真は、若者仕様。 そうだよね。食べ盛りだからごはんも一緒に食べたいよね 俺は、これだけ食べたら胃もたれ必至だけど PR
私事で福岡にでかけてました。で、とうに帰ってきてたのですけど、更新が遅れてスミマセン。 絵本「王様と金貨」の製作追い込みに入ってて、ちと、煮つまりモードだったもので。 とはいえ、本を作っていて一番楽しい時期なんでしょうけどね。 今回は、書店流通させない限定500部という、文字通りレアな本になるのですけど、早くも国内外からお問い合わせをいただいていて、有難い限りです。 外国の方から、ほしいというお問い合わせが増えているのですけど、なんか本の代金よりも、郵送費のほうがかかっちゃいそうなんで、どうしようかなあとか考えてます。 とりあえずクレジット決済代行会社さんとか、コンビニ払いの会社さんと提携とかを考えていますが、今しばらくお待ちくださいね。改めてお知らせさせていただきます。 そうそう、できれば通販とかではなくて、直接手にとった後、お買い上げになりたいとお考えの方もいらっしゃると思いますので、書店さんや雑貨屋さん、CDショップさんなど、委託販売を検討していただける法人様からのお問い合わせもお待ちしております。 関心をお持ちいただいた法人様、お気軽にメールにてお問い合わせくださいませ (委託販売にあたっては、販売手数料をお支払いさせていただいての契約となりますが、なにぶん、500部限定の書籍なので、たくさんの法人様からお問い合わせいただいた場合、ご希望の冊数をお預けすることができない場合もございます。あらかじめご了承くださいませ) 食の記事を書く機会が増えた。
(といっても、ウェブとかがほとんどで、大手雑誌の仕事依頼は、ほとんど来ないけど。編集者様、お仕事依頼のご連絡お待ちしております。ぜひ) 当然、色々調べものをしたり、取材したりするわけですけど、改めて郷土(僕は福岡の出です)の食の存在を意識するようになった。特に海産物はそうですねえ。 郷土特有の産物もあれば、全国的に存在するのに、なぜか九州でしか食べられていないものとかがあって面白い。 「こまめる」という言葉が、博多弁だと最近知って驚いた時のように、「これは全国的な食べ物じゃないんだ~」と驚いた食べ物も多数。 こんなとこでしょうか びな(磯に住む2~3センチの巻貝。少しいびつな三角錐状をしていて、茹でて食べるとさざえに似た風味があっておいしい) めいた(黒鯛・関東ではチンチンというらしい)
ぼら(刺身だけでなく、そろばんの玉のような形をした胃がまた珍味。焼いて食べると、砂肝のような味わいがある。ちなみに、卵巣を干したものは、日本三大珍味のからすみ)
ツガニ(藻屑ガニ、なぜか関東では食べるって話を聞かないですねえ。上海蟹よりはるかにおいしいのに。味噌を熱燗の日本酒で溶いていただくと最高) わけ(いそぎんちゃくのことです。「わけ」とよんでました。「わけのしんのす」が由来だとか・意味は調べてください。ここでは書けないっす)
せい(亀の手という海亀のひれのような形をした海産物。いそぎんちゃくとかの類なのかな。見た目とは想像できないこくのある旨みがある) ずいぶん前、友人に「亀の手」を食べさせたら「見た目からは想像できない味だ」と、驚いておりました。 そりゃそうでしょう。旨み成分の「コハク酸」がたっぷり含まれていて、味噌汁の出汁をとるくらいですから。貝類が食べられるのなら、まずく感じるわけがない。 そういえば、古典医学研究で有名な尊敬する槇佐知子先生のご著書「古代医学のこころ(NHK出版)」によると、和妙抄に「セ」と呼んで、古くから食べていたという記載がある。成文分析表とかの資料は見たことがないけど、栄養はあるだろうな。 イタリアでは「象の足」と呼んで、マヨネーズやアイオリをつけてたべるのだとか。それも一興ですが、酒の肴には塩茹でが一番ですな。 それにしても、日本人って、海や川から採れるものは割りと安心して食べる民族なのに、水産物に限っても、ずいぶん食文化の偏在があるものです。 医者の友人が言うには、人間の生活習慣で最もスタイルを変えにくいのが「食」なのだとか。 てことは、ぼくたちの知らないご先祖様の食習慣をずっとずっと受け継いでいる可能性があるってことかな。 こういったことを調べていくと、教科書には載っていない大昔の日本の歴史とかが見えてきて面白いかもしれませんね と尋ねたら、呆れられました。 で、世間様は3連休だったのね。し、知らなんだ。 |
カレンダー
フリーエリア
最新記事
(09/23)
(07/13)
(07/13)
(07/07)
(07/03)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
松沢直樹
年齢:
56
HP:
性別:
男性
誕生日:
1968/03/03
職業:
著述業
趣味:
冬眠
自己紹介:
沈没寸前のコピーライター ライターです。ヤフーではなぜか「小説家」のカテゴリにHPが登録されてますが、ぢっと手を見る日々が続いております。
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
|