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作家 松沢直樹のブログ
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さてさて、10月21日より続いていた東京国際映画祭も終了しました。
今回は、いつも良くしてくださる方のお呼ばれでおじゃまさせていただいたのと、スケジュールの関係で、全編が見られた作品が限られてしまったのですけど、ダイジェストとかパンフを見る限りでは、ほんとすごい映画がそろってましたね。

特に、日本を含めたアジア映画は、人とその関係を描写した繊細な作品が多かったのが印象的でした。
もちろん、その中には、超娯楽大作みたいなものもあったのだけれど、総じてどこかにそういった空気が漂ってましたね。これはアジア共通の意識なのかな。
機会を逃してしまったのは残念ですが、資料がありますので、封切になったら、また再度見てみたいと思います。

さてさて、映画祭というからには、グランプリとか当然あるわけで、先ほど発表があったようですね。

グランプリ受賞作品「OSS 117 カイロ、スパイの巣窟」
ミシェル・ハザナヴィシウス監督

各賞
・東京 サクラ グランプリ 『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』 
・審査員特別賞 『十三の桐』
・最優秀監督賞 ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス (『リトル・ミス・サンシャイン』)
・最優秀主演男優賞   ロイ・デュピュイ(『ロケット』)
・最優秀主演女優賞   アビゲイル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)
・最優秀芸術貢献賞    『父子』(「アジアの風」コンペティション特別枠 *)
・最優秀アジア映画賞 『父子』
・日本映画・ある視点 作品賞  『ミリキタニの猫』
・日本映画・ある視点 特別賞   高良健吾(『M』)
・観客賞    『リトル・ミス・サンシャイン』
・黒澤明賞  ミロス・フォアマン、市川 崑

今回は、クリントイーストウッド監督の「父親たちの星条旗」をオープニングに、色々な国の文化や考え方を提示した作品が多数上映されていたのが興味深かったですね。

ムービースターを会場へお呼びしたレッドカーペットのイベントは、約17000人の方がおいでになったそうですし、上映の動員数も、広報から25万人弱という数字が発表されています。それだけ関心を持たれた方がいらっしゃったということですね。これはすごい。

映画だけでなく、どうしても外国の文化になじみがうすくなりがちな私たち日本人が、その映像を生み出した国の文化に触れるきっかけになるといいですね。

さてさて、私は、映画祭で公式上映されなかった新進監督さんの映像を見ています。あとは外国からまだ配給されていないすごい作品もね。

前の日記でも書きましたが、新進監督さん2名に独占インタビューしてますので、原稿まとめて掲載許可をもらい次第、ご覧いただきたいと思います。

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プロフィール
HN:
松沢直樹
年齢:
56
性別:
男性
誕生日:
1968/03/03
職業:
著述業
趣味:
冬眠
自己紹介:
沈没寸前のコピーライター ライターです。ヤフーではなぜか「小説家」のカテゴリにHPが登録されてますが、ぢっと手を見る日々が続いております。
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